みなさま、昨日に福島の飯館村に出入している
ライターさんから、土壌と現地の大根の測定依頼
がありました。土壌はかなり緊張して扱いながら
測定しました。高濃度で当室の最高値を更新しま
したが、場所が場所だけに予想を下回りました。
それより「大根」から微量とはいえ検出したことが
驚きでした。2日間で2900ベクレルと、1.7ベクレル
という微量の測定を正確にして報告できたことを
喜びたい(うれしくはありませんが測定者として)と
思います。私たちの測定器は、かなり正確な結果
を出していると思います。
以下、結果の報告です。
土壌の測定結果が出ました。
結果への評価はいろいろあると思いますが、
とりあえず、調布あたりの平均的な値の約60倍
の高濃度ですので、お話したようにこの試料の土は、
福島に戻していただく以外には処分方法はありません。
よろしくお願いします。送ることもいたします。
結果は、
2900ベクレル
Cs-137 2700Bq Cs-134 198Bq
大根の測定を終えました。
土壌の測定結果はかなりの高濃度
でしたが、それでも大根から検出した
ことの方が驚きでした。
セシウム137 1.70Bq 検出
大根の検出例は、私たちのデータサイトの
検索でも数例しかなく、それも2011年と2012年
の福島県内のものでした。当室の大根の測定
では、大根などアブラナ科の野菜からの検出例
はありません。アブラナ科の植物のセシウムの
移行係数は高くないので、7年めの現在の大根
から検出したのは、微量とはいえ本当に驚きです。
misatoya@jca.apc.org
http://misatoya.jp
2018年05月29日
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posted by ちょうふラボ at 23:13| Comment(0)
| 日記
2018年05月20日
測定室は大忙し
みなさま、測定室は久しぶりのフル回転、
埼玉県にあるパン用の国産小麦を研究
している団体から測定を依頼されている
からです。
北海道から九州まで各地のご当地小麦
が送られてきます。小麦粉は空気を多く
含んでいるので軽く、検出限界値を下げ
ることを求められると1件の測定に20時間
以上を要します。
そのおかげで測定器はゴールデンウイーク
もアースディの最中も測定を続けていました。
試料はまだ送られて来るようです。このような
全国的な取り組みの調査の依頼先に選ばれ
たことはたいへん光栄です。
現在のところ全国の小麦粉10件がすべて
不検出(検出限界値セシウム137で1ベクレル代)
です。藤川。
misatoya@jca.apc.org
http://misatoya.jp
埼玉県にあるパン用の国産小麦を研究
している団体から測定を依頼されている
からです。
北海道から九州まで各地のご当地小麦
が送られてきます。小麦粉は空気を多く
含んでいるので軽く、検出限界値を下げ
ることを求められると1件の測定に20時間
以上を要します。
そのおかげで測定器はゴールデンウイーク
もアースディの最中も測定を続けていました。
試料はまだ送られて来るようです。このような
全国的な取り組みの調査の依頼先に選ばれ
たことはたいへん光栄です。
現在のところ全国の小麦粉10件がすべて
不検出(検出限界値セシウム137で1ベクレル代)
です。藤川。
misatoya@jca.apc.org
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posted by ちょうふラボ at 09:27| Comment(0)
| 日記