国が定めた、原発事故後の食品の放射性セシウムの出荷制限規制値は1キログラムあたり100ベクレルというものです。100ベクレルは、原発事故前であれば(今も原子力施設内では)、放射能マークのついた黄色いドラム缶に密封し、厳重保管しなくてはいけないと定められている値です。
私たちが日々いただく命の糧である食べ物の「食べてよいのか・食べてはいけないか」の基準がそのような高い値でいいのか?と思いながら、少しでも被ばくのリスクを下げるために測定活動をしていた我々にとって、食べ物を気をつけて生活している消費者にとって、今回のニュースは目を疑うものでした。
事故から10年を迎える今、「出荷できないキノコが多い」ことを「風評被害のせいだ」として、逆にこの100ベクレルの規制値を緩め、100ベクレルを超えるセシウムを含む食品を流通させようと、自民党の中にプロジェクトチームができたのです。
私たちは、出荷制限するかしないかを決める規制値を上げることに断固反対します。
国は、規制値を緩めるのではなく、最低でも100ベクレルの現在の規制基準を遵守してください。
さらに、いま抜け穴になっている個人売買サイトを経由して、基準値超えの野生キノコや山菜が流通している実情をきちんと把握し、監視を強め、厚労省が約束した「抜き打ち検査」を実施して、測定データを公開してください。そして、消費者が安心して食べ物を選べるよう、また生産者が安心して出荷できるよう、国や地方自治体の放射能測定体制を10年目を理由にして縮小せずに、維持・強化してください。ウクライナやベラルーシが1986年のチェルノブイリ事故以来、35年後もいまだ測り続けているように。
オンライン署名はこちら
http://chng.it/9FykfV4x
misatoya@jca.apc.org
http://misatoya.jp
2021年02月28日
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| 日記
2021年02月24日
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昨日のお知らせですが、オンライン集会への参加申し込みフォームがうまく開かない
ようです。以下の長〜〜いアドレスで拓くようです。
福島県以外ではほとんど報道されていない危険な動きです。みんなのデータサイトからの警鐘です。(藤川)
原発事故からまる10年を迎える今年1月21日、自民党東日本大震災復興加速化本部は、事故後の食品の出荷制限基準値(セシウム:100ベクレル/キログラム)について、妥当性を検証するプロジェクトチームを発足しました。
「安全側の厳格な基準により野生のキノコや山菜などの出荷が今なお制限され、風評被害の一因にもなっている現状を打破するため、科学的で合理的な規制の運用に見直す狙い(福島民友:2021年1月22日)」
この動きは、福島県以外ではほとんど報道されていず、ご存じない方も多いのではないでしょうか。
果たして、本当にそれは風評被害なのか?
基準値を緩めることで、食の安全は守られるのか? どのように緩和しようとしているのか。
みんなのデータサイトに参加する市民測定室の合同調査によると、これまで、「野生のキノコ」や「山菜」では、出荷制限のかかっていない地域からでさえ、基準値を超える放射性物質を含む食品が多く見つかっています。厚労省では我々の調査結果・通報を受け、「来春からは抜け穴になっているネット通販サイトなどの抜き打ち検査について検討する」と報道があったのですが、まさか、基準値の方を見直す動きが出てくるとは。
そこでみんなのデータサイトでは、緊急のオンライン集会を開きます。(参加無料)
■当日のプログラム(予定)
15:00〜15:10 経緯説明
15:10〜15:50 木村真三さん(放射線衛生学者)基調講演
15:50〜16:10 市民測定から見える問題点解説
16:10〜16:50 質疑応答・討議
16:50〜17:00 今後のアクションについて
ぜひ多くの方のご参加をお待ちしています!
以下のお申し込みフォームにてお申し込みください。前日に参加用のZoom URLをご登録いただいたメールにお送りします。
https://docs.google.com/forms/d/e/1FAIpQLScfWT_Bmubrbsqh2VF6D6PwPOVPpCWx7c3ovY9g1zayhoZeoQ/viewform?fbclid=IwAR2ZB4xAihCuEfDlTTWN7SjDs-xPQmSb8k81j34UAkyAHLxXcZ2D8B2iSgk
misatoya@jca.apc.org
http://misatoya.jp
ようです。以下の長〜〜いアドレスで拓くようです。
福島県以外ではほとんど報道されていない危険な動きです。みんなのデータサイトからの警鐘です。(藤川)
原発事故からまる10年を迎える今年1月21日、自民党東日本大震災復興加速化本部は、事故後の食品の出荷制限基準値(セシウム:100ベクレル/キログラム)について、妥当性を検証するプロジェクトチームを発足しました。
「安全側の厳格な基準により野生のキノコや山菜などの出荷が今なお制限され、風評被害の一因にもなっている現状を打破するため、科学的で合理的な規制の運用に見直す狙い(福島民友:2021年1月22日)」
この動きは、福島県以外ではほとんど報道されていず、ご存じない方も多いのではないでしょうか。
果たして、本当にそれは風評被害なのか?
基準値を緩めることで、食の安全は守られるのか? どのように緩和しようとしているのか。
みんなのデータサイトに参加する市民測定室の合同調査によると、これまで、「野生のキノコ」や「山菜」では、出荷制限のかかっていない地域からでさえ、基準値を超える放射性物質を含む食品が多く見つかっています。厚労省では我々の調査結果・通報を受け、「来春からは抜け穴になっているネット通販サイトなどの抜き打ち検査について検討する」と報道があったのですが、まさか、基準値の方を見直す動きが出てくるとは。
そこでみんなのデータサイトでは、緊急のオンライン集会を開きます。(参加無料)
■当日のプログラム(予定)
15:00〜15:10 経緯説明
15:10〜15:50 木村真三さん(放射線衛生学者)基調講演
15:50〜16:10 市民測定から見える問題点解説
16:10〜16:50 質疑応答・討議
16:50〜17:00 今後のアクションについて
ぜひ多くの方のご参加をお待ちしています!
以下のお申し込みフォームにてお申し込みください。前日に参加用のZoom URLをご登録いただいたメールにお送りします。
https://docs.google.com/forms/d/e/1FAIpQLScfWT_Bmubrbsqh2VF6D6PwPOVPpCWx7c3ovY9g1zayhoZeoQ/viewform?fbclid=IwAR2ZB4xAihCuEfDlTTWN7SjDs-xPQmSb8k81j34UAkyAHLxXcZ2D8B2iSgk
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posted by ちょうふラボ at 16:10| Comment(0)
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2021年02月23日
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福島県以外ではほとんど報道されていない危険な動きです。みんなのデータサイトからの警鐘です。(藤川)
原発事故からまる10年を迎える今年1月21日、自民党東日本大震災復興加速化本部は、事故後の食品の出荷制限基準値(セシウム:100ベクレル/キログラム)について、妥当性を検証するプロジェクトチームを発足しました。
「安全側の厳格な基準により野生のキノコや山菜などの出荷が今なお制限され、風評被害の一因にもなっている現状を打破するため、科学的で合理的な規制の運用に見直す狙い(福島民友:2021年1月22日)」
この動きは、福島県以外ではほとんど報道されていず、ご存じない方も多いのではないでしょうか。
果たして、本当にそれは風評被害なのか?
基準値を緩めることで、食の安全は守られるのか? どのように緩和しようとしているのか。
みんなのデータサイトに参加する市民測定室の合同調査によると、これまで、「野生のキノコ」や「山菜」では、出荷制限のかかっていない地域からでさえ、基準値を超える放射性物質を含む食品が多く見つかっています。厚労省では我々の調査結果・通報を受け、「来春からは抜け穴になっているネット通販サイトなどの抜き打ち検査について検討する」と報道があったのですが、まさか、基準値の方を見直す動きが出てくるとは。
そこでみんなのデータサイトでは、緊急のオンライン集会を開きます。(参加無料)
■当日のプログラム(予定)
15:00〜15:10 経緯説明
15:10〜15:50 木村真三さん(放射線衛生学者)基調講演
15:50〜16:10 市民測定から見える問題点解説
16:10〜16:50 質疑応答・討議
16:50〜17:00 今後のアクションについて
ぜひ多くの方のご参加をお待ちしています!
以下のお申し込みフォームにてお申し込みください。前日に参加用のZoom URLをご登録いただいたメールにお送りします。
https://docs.google.com/.../1FAIpQLScfWT.../viewform 表示を縮小
misatoya@jca.apc.org
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原発事故からまる10年を迎える今年1月21日、自民党東日本大震災復興加速化本部は、事故後の食品の出荷制限基準値(セシウム:100ベクレル/キログラム)について、妥当性を検証するプロジェクトチームを発足しました。
「安全側の厳格な基準により野生のキノコや山菜などの出荷が今なお制限され、風評被害の一因にもなっている現状を打破するため、科学的で合理的な規制の運用に見直す狙い(福島民友:2021年1月22日)」
この動きは、福島県以外ではほとんど報道されていず、ご存じない方も多いのではないでしょうか。
果たして、本当にそれは風評被害なのか?
基準値を緩めることで、食の安全は守られるのか? どのように緩和しようとしているのか。
みんなのデータサイトに参加する市民測定室の合同調査によると、これまで、「野生のキノコ」や「山菜」では、出荷制限のかかっていない地域からでさえ、基準値を超える放射性物質を含む食品が多く見つかっています。厚労省では我々の調査結果・通報を受け、「来春からは抜け穴になっているネット通販サイトなどの抜き打ち検査について検討する」と報道があったのですが、まさか、基準値の方を見直す動きが出てくるとは。
そこでみんなのデータサイトでは、緊急のオンライン集会を開きます。(参加無料)
■当日のプログラム(予定)
15:00〜15:10 経緯説明
15:10〜15:50 木村真三さん(放射線衛生学者)基調講演
15:50〜16:10 市民測定から見える問題点解説
16:10〜16:50 質疑応答・討議
16:50〜17:00 今後のアクションについて
ぜひ多くの方のご参加をお待ちしています!
以下のお申し込みフォームにてお申し込みください。前日に参加用のZoom URLをご登録いただいたメールにお送りします。
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