2017年09月03日

セシウム線源によるテストと練馬のきのこ

みなさま、放射能測定室の藤川です。

この度、みんなのデータサイトで行っているセシウム137をコイン形に
固めた「線源」を使った検出器の健全性をテストする測定を行いました。
ちょうふ測定室のアロカ型の測定器はたいへん良好な感度を保っている
ことが証明されました。日頃からご協力くださっている皆様にお礼を申し
あげます。

練馬区の公園に自生しているというヤマドリタケモドキというきのこの測定
依頼がありました。食べられるきのこだそうで、楽しみにしている人が多い
のだそうです。そのような物が練馬区の公園にたくさんあるというのは驚き
でしたが、乾燥させて保存してまで食べる人もいるのだそうです。
セシウム137 20.6 ベクレル
セシウム134 3.70ベクレル
セシウム合計で、24.3ベクレルという結果でした。驚くほどの高濃度では
なかったものの、東京の平均的な土壌の汚染と同等のセシウムを貯めて
いると思います。この数値は基準値の1/4ですが、微量ともいえず、依頼者
には、食べるのは注意が必要ですと伝えました。100ベクレルを超えたら、
練馬区に通報しようと思っていました。


misatoya@jca.apc.org
http://misatoya.jp
posted by ちょうふラボ at 11:07| Comment(0) | 日記

2017年08月10日

アスファルト上の黒い物体

P8103172.JPGみなさま、染ま亭室の藤川です。
多摩川の魚やペレットの灰なとの測定依頼がありますが、
それでも数が減っているので、自分なりにテーマを見つけて
測定を継続しています。

前にもお知らせした「アスファルトの上にできる黒い謎の物体」
ですが、みさと屋の近所に発生したので、測定してみました。
アスファルトの側道部分にエアコンの排水がいつもたまっている
ところなのですが、そこがカラカラに乾いた時にこの物体が姿を
現したのです。数値は、620ベクレル(CS-137 542Bq CS-134 77.6Bq)
という高濃度でした。藻のような、コケのような不思議な塊ですが、
調布程度(といってはひどい汚染をしている地域のみなさまには
申し訳ありませんが)の汚染状況でもこの高さです。危険な物体が
身近なところにあることを知っておいたほうがいいでしょう。

みなさまの家のお近くでこの黒いナゾの物体を見かけたらご一報
ください。藤川が採取に出向いて測定します。

測定室に休みはありませんが、みさと屋が8/11〜8/16に夏休みを
いただいています。藤川は出入りして測定をしているので、メール
でおしらせくだされば連絡がとれます。

misatoya@jca.apc.org
http://misatoya.jp
posted by ちょうふラボ at 13:36| Comment(0) | 日記

2017年07月03日

多摩川のアユ等、測定しました。

みなさま、藤川@測定室、です。

測定依頼が減っていた測定室ですが、先週から
たいへんたんさんの依頼が重なってうれしい悲鳴
をあげていました。

狛江駅前の弁財天池が干上がったということで、
池の底の土を測りたいとの要望で、4箇所ど土壌
が届きました。結果は約20〜60ベクレルに分布し、
多いものひとつからはセシウム134も出てきて、
福島由来のセシウムが底にたまっていることが
実証されました。一般の地上の土壌より少し高い
という数値ではないでしょうか。

ただし、もうひとつ一緒に持ちこまれた狛江の土壌
が600ベクレル超えという異常な値でした。後で聞い
たら、側溝の底にたまっていた土だということでした。
高濃度の汚染をしている土壌が場所によっては、
まだあることがわかりました。

遡上中の多摩川のアユを測定しました。
これがなんと、1.8ベクレルの検出です。ただし測定
のための量がたりずに、一緒に釣れたオイカワという
魚が少し混じっていました。依頼者のLiraの伊藤さん
は「生まれて数か月のアユではなく、2年は生きている
オイカワの汚染ではないか」といいましたが、藤川は
「コケだけを食べているアユの汚染ではないか」と考え
ています。コケ類は地上でも高い汚染をしていますから。
伊藤さんにもう一度「アユ漁」に出てもらって、ふたつの
魚を別々に測定したいと思います。

東日本ベクレル調査の「空白区」を埋める努力もされて
おり、伊豆半島の土壌も大量に持ち込まれました。そんな
こともあり、たいへん多忙な測定室でした。

藤川



misatoya@jca.apc.org
http://misatoya.jp
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