2021年07月25日

蜂蜜の放射能汚染

福島県の浪江町の道の駅などで売られていた蜂蜜から100ベクレルを超えるセシウムが検出されて回収する騒ぎになっています。お土産物のような商品のようなので一般にたくさん出回ってはいないようです。山菜、タケノコ、に続いてまたひとつリスクが高い物が浮かび上がりました。これからも意外な物が汚染している場合に備えてみんなのデータサイトの仲間と協力して注意していきます。

misatoya@jca.apc.org
http://misatoya.jp
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2021年03月10日

食品の放射能基準値緩和の動きについて

昨日、みんなのデータサイトが行った、
食品放射能汚染基準値緩和の動きに
対する記者会見を、アワープラネットTVが
まとめの映像を発表してくれました。ぜひ
ご覧ください。

http://www.ourplanet-tv.org/?q=node/2552

misatoya@jca.apc.org
http://misatoya.jp
posted by ちょうふラボ at 22:58| Comment(0) | 日記

2021年02月28日

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国が定めた、原発事故後の食品の放射性セシウムの出荷制限規制値は1キログラムあたり100ベクレルというものです。100ベクレルは、原発事故前であれば(今も原子力施設内では)、放射能マークのついた黄色いドラム缶に密封し、厳重保管しなくてはいけないと定められている値です。

私たちが日々いただく命の糧である食べ物の「食べてよいのか・食べてはいけないか」の基準がそのような高い値でいいのか?と思いながら、少しでも被ばくのリスクを下げるために測定活動をしていた我々にとって、食べ物を気をつけて生活している消費者にとって、今回のニュースは目を疑うものでした。

事故から10年を迎える今、「出荷できないキノコが多い」ことを「風評被害のせいだ」として、逆にこの100ベクレルの規制値を緩め、100ベクレルを超えるセシウムを含む食品を流通させようと、自民党の中にプロジェクトチームができたのです。

私たちは、出荷制限するかしないかを決める規制値を上げることに断固反対します。

国は、規制値を緩めるのではなく、最低でも100ベクレルの現在の規制基準を遵守してください。

さらに、いま抜け穴になっている個人売買サイトを経由して、基準値超えの野生キノコや山菜が流通している実情をきちんと把握し、監視を強め、厚労省が約束した「抜き打ち検査」を実施して、測定データを公開してください。そして、消費者が安心して食べ物を選べるよう、また生産者が安心して出荷できるよう、国や地方自治体の放射能測定体制を10年目を理由にして縮小せずに、維持・強化してください。ウクライナやベラルーシが1986年のチェルノブイリ事故以来、35年後もいまだ測り続けているように。

オンライン署名はこちら
http://chng.it/9FykfV4x


misatoya@jca.apc.org
http://misatoya.jp
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